タマホームVSアイフルホーム
タマホームとアイフルホームはどちらも低価格を売りにしたローコスト系のハウスメーカーです。
そのため、タマホームとアイフルホームはしばしば坪単価の「比較」・「対決」などといった特集記事で比較されることも多いようです。
しかし家の満足度は決して安さだけで評価されるものではなく、安い中でどれだけユーザーを満足させられるか、高い品質を保てる住宅かといったことが重要となります。
両社の得意とする「低価格住宅」について、メリットや特徴、さらにはユーザーからの辛口評価なども含めていくつかのポイントに絞って比較してみたいと思います。
タマホームとアイフルホームの坪単価
アイフルホームは、タマホームと同様に坪単価を極力抑えた低価格住宅を得意とするハウスメーカーであり、近年ではローコストビルダーという呼ばれ方もしています。
アイフルホームの場合、話題になった商品では、インターネットで住宅を販売するアイプライムセブンがあります。
これはインターネットで住宅を作るという仕組みで、自分で外観やプランなどを選択しながら自分のペースで好きな家づくりができるというものです。
このアイプライムセブンを利用することで、積算のプランも自分で何度もやり直しがききますので、坪単価20万円台からの家づくりも可能と言われています。
一方、タマホームも坪単価25.8万円を全面に出していますが、一定の条件に合わなければそれを上回る坪単価になるケースも多く、オプションなども含めると実際には50万円前後、あるいはそれ以上になるとも言われています。
ただ、最低ラインを追求していてば、どちらもそれなりの最低ラインから選ぶことは十分可能であると言えます。
アイフルホームの場合は、インターネットでのプランニングが基本ですから、営業マンからオプションやアップグレードなどを執拗に勧められることもなくマイペースで家づくりプランを楽しむことができます。
ただ、会社からのセールスがないということは、逆に考えれば、担当営業マンとの綿密な打ち合わせや相談ができず、不安な面もあるということです。
その点、タマホームの場合は(担当者によって対応のばらつきはあるとは言われていますが)一通りの相談には親身になって対応してもらうことができます。
ただ、建築に精通している方や自分のペースでこだわりの家を作りたいという方には、アイフルホームのインターネット・プランニングはとても人気があるようです。
もちろんアイフルホームでは、このアイプライムセブンのほか、通常通りの販売も行っています。
通常通りで住宅購入をした場合は、坪単価は40〜50万円ほどと言われていますので、タマホームとほぼ変わらないレベルと見ていいでしょう。
タマホームとアイフルホームの内装・外観
タマホームの内装や外装は、賛否あり評価も分かれるところですが、最終的にはオプションの選択にかかってくると言われています。
アイフルホームの場合、親会社はリクシルであるため、建具やキッチンなどの内装の標準仕様についてはリクシルの製品を使用しており、全般に評判もいいようです。
ただ、製品についてはタマホームと同様にグレードの選択幅があり、標準仕様をグレードアップさせることで金額は高くなっていきます。
但し、アイフルホームの建具やキッチン関係の標準仕様については、標準仕様でも一定のグレードの製品が使用されていますので、その点ではタマホームよりも安心といえそうです。
外装については、アイフルホーム及びタマホームとも、セルフクリーニングする高性能外壁を使用していることや、高断熱性を有した省エネ・遮熱工法などが採用されています。
また、外観は、和風モダンからカジュアルスタイル、そしてナチュラルスタイルまでさまざまなプランから選ぶことができます。
ただし、アイフルホームもタマホームについても、基本プラン以外のものは価格が高くなりがちですから、その辺をどう抑えるかが金額を左右する大きなポイントになります。
アイフルホームとタマホームの営業マンの対応
タマホームの場合は自社の営業専門の説明要員が対応することになりますが、アイフルホームはフランチャイズチェーンですので、担当窓口となるのは地元の工務店になります。
地域の工務店とは言ってもしっかりと社員教育のされた業者であれば技術もしっかりしていて、とてもいい家が建ちます。
逆に知識や経験が乏しい業者に当たるリスクもあります。
ただ、基本的に単なる営業マンではなく、技術的な知識や現場の経験を持った人が対応してくれる場合が多いので、言葉遣いや説明の丁寧さよりも技術力に期待するほうが得策かも知れません。
タマホームの場合でも、営業マンに現場の経験はなくても、いつでも親身になって相談に乗ってくれて、知識や経験の豊富な営業マンが担当になってくれれば満足できる家が建つはずです。
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